「The Phaidon Atlas Of Contemporary World Architecture: Travel Edition」のレビュー
『建築マップ全世界版』意外にマニアック 2006-11-27
『Icons of Architecture: The 20th Century』が少々辛くなったので、一つ一つの文章が短いこちらを手に取りました。使い方としては『現代建築家ガイド111人』や 『Icons of Architecture: The 20th Century』に載っている建築家の作品をチェックしていくという方法があります。
ただ、説明自体は建物の特徴に関するものがほとんどのようです。したがって、一つの作品から作者の作風や、その作品が持つ意義までを知ることはできないでしょう。
とはいえいわゆる『全世界建築マップ』は今のところ他にはないので、これは持っておいて損はないでしょう。日本の建築にもかなりのページが割かれています。遠藤秀平という建築家はこの本を見るまで知りませんでした。
なお、辞書を片手に読むと相当疲れます。もはや私の英語学習教材は日本のマンガの英訳版になりました(笑)
それにしても、日本の出版社はどうしてこういう本を作れないのでしょうか。写真や装丁に金をかけすぎなのではないかと思います。
「The Phaidon Atlas Of Contemporary World Architecture: Travel Edition」の商品紹介
これでもう、建築ファンが約7.7 kgのオリジナル版『Atlas』を引きずって旅する必要もなくなった。ソフト装丁で約10.8 x 15.9 cmのトラベル版には、オリジナル版と同じ1052の建築物の短いプロフィールが収録されている。各項目(だいたい1ページにつき3つを紹介)は建築物の写真と簡単な解説で構成され、所在地の情報や、建物内部や外面(またはその両方)を見学可能かどうかという情報も記載されている。カラー写真はやや小さいものの魅力的で、内容の濃いキャプションが添えられている。一般に公開されていない私邸も、門の外からちらりとのぞくときに備えて、かなりの数が紹介されている。現代の主要建築プロジェクトの大半がそうであるように、本書の建築物の大半もヨーロッパにある。とはいえ、この美しいガイドブックは、読者をボストンからボツワナにまで運んでくれる――飛行機に乗らなくても。