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菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫)

菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫)

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講談社
ルース ベネディクト
参考価格:¥ 1,313
販売価格:¥ 1,313 (税込) 
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発売日:2005-05
売り上げランキング:7572
評価平均:3.5点 (レビュー数14件)
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「菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫)」のレビュー

 日本人の礼儀正しさは世界1位 2008-06-14 
この本は太平洋戦争末期に米国陸軍局の依頼で書かれたものということだから、当然、戦後日本の占領政策に都合のいいよう書かれている筈である。実際、記載内容にそのような傾向が見られる。
日本人は「恥の文化」、欧米人は「罪の文化」と規定して、欧米人が優れていると主張しており、日本人は人が見ていないところでは恥ずかしいことも平気ですると言いたいようだが、果たしてそうだろうか?
最近行われた外国の某旅行会社のアンケート調査では、日本人が世界の観光客の中で一番礼儀正しいという結果が出ている。また、日本の治安の良さが世界でもトップクラスであることは周知の事実である。
明らかにこの書は日本人に劣等感を植え付け、占領政策をやりやすくする為のものだと考えるべきだろう。
 日本人のイメージを誤解しておりませんか 2008-06-12 
そもそもルーズ・ベネディクトは日本研究の専門家ではなく、占領政策のひとつとして本論文を書いたという。主な情報源は収容所の日本人移民で日本人を本当に調査したとは言いがたい。私も仕事柄外国人(とくにアメリカ人)と付き合うが、彼らの方が本音と建前をうまく使うと思う。日本人は世界でもその礼儀正しさの評価が高く、本書は日本人のイメージを大きく誤解させていると言えます。
 『菊と刀』は、評価に値しないプロパガンダの本 2008-04-27 
「商品の説明」に「第二次大戦中の米国戦時情報局による日本研究をもとに執筆され・・・」と紹介されている。しかし、正しくは「日本が再びアメリカの脅威にならないように日本を改造すること」が目的で執筆されたのが、この『菊と刀』だ。つまり、無警戒に『菊と刀』を読むのではなく、日本を悪者にするために意図的に書かれたプロパガンダの書であることを念頭に読む必要がある。『菊と刀』は「日本人には菊をめでる一面と刀を崇拝する一面の矛盾する二面性がある」と指摘している。この本では「日本人のように幼児期に甘やかされて育った子供は、思春期に多くの拘束を受けるようになると、大きなトラウマが生まれ、成人すると一気に爆発する」と述べられており、これがいつのまにか、「ホンネとタテマエの二心ある日本人」というマイナス・イメージが作られてしまった。しかし、実際は西洋人の方が「ホンネとタテマエ」を実に巧みに使い分けているのだ。世界中でホンネとタテマエの差が最も少ないのは、日本人である。この本は、いまだに「日本人研究の書」と高い評価を受けているが、それは現在でも日本人がプロパガンダされ続けていることを意味しており、注意すべきだと思う。
 文化人類学の政治性について考えるための本 2008-01-26 
一部の「日本人」から「日本人の性質全体」を語り、
日本内部の多様性を封殺する。
そして、理解する主体と理解される対象の厳然たる区別。

もしこの本が今日でも価値を持ちうるのであれば、「日本人についての理解」というよりも、
文化人類学の政治性に関する議論のたたき台としてではなかろうか。
 失われつつある日本の良き伝統 2007-05-12 
日本人としての価値観や文化を外国人の目から見れば一体どのように映るのか?
興味深い考察である。「生きて虜囚の辱めを受けず」の精神とは大戦中の価値観であり
現在では、そのまま通用しない部分もある。この文章中の「菊」とは天皇、「刀」とは
「武士道」指す。元来、日本は「恥の文化」と呼ばれ卑劣な行為を卑しんだが、現代ではどうだろうか?
この本を読んでいると、日本古来の良い伝統まで失われつつあるのが現状のようにわたしには感じられます。

「菊と刀―日本文化の型 (講談社学術文庫)」の商品紹介