この「BE HERE NOW」というアルバム、一曲一曲はきちんと独立しているのですが
アルバムを通して聞くと「コンセプトアルバム」のように聞こえます。
一曲目の「D'You Know What I Mean?」の冒頭に飛行機の音がSEとして入っており、これから「何か」が始まる予感を感じることができます。そしてゆっくりと歌は始まっていきます。
僕は初めてこのアルバムを聞いた時、冒頭の飛行機のSEから歌に入っていく瞬間からこのアルバムに入り込んでしまいました。
それからは怒涛のごとく、いわゆるノエル節と言われるoasisにしかできない楽曲が続きます。
そして10曲目の「All Around the World」でアルバムは最高潮に達します。何度も何度も同じメロディがリフレインされるこの「All Around the World」は、THE BEATLESの「Hey Jude」を思い起こさせます。
そして、その後にoasisらしさのあるハードロック調の楽曲である「It's Gettin' Better (Man!!)」が流れ、ついにアルバムは「All Round the World (Reprise)」で最後を迎えます。
10曲目の「All Round the World」が「Hey Jude」ならば、12曲目の「All Round the World (Reprise)」はどこか「All You Need Is Love」を思い出させます。
そして最後に「ドア」が閉じられ、このアルバムは「終焉」します。
僕は今まで、邦楽・洋楽問わず様々な「音楽」を聞いてきました。僕は決して耳は悪くありません。このアルバムはoasisのファンの方が、例え作ったノエル本人が「失敗作」と言おうとも、僕は胸を張って「このBE HERE NOWというアルバムは傑作だ」と答えます。
大好きなアルバムです。
実は、ファンになったのが遅く、ビー・ヒア・ナウが一番初めに聴いたオアシスのアルバムでした。重厚でうるさ過ぎないロックに感動!技と力の融合にスゴイ!と感じたのを覚えています。本作は失敗作との声が大きいそうですが、こちらを聴いてから、「モーニング・グローリー
」を聴いたため、最初、モーニング・グローリーがやや大人しいように思ってしまいました。
よく聴いてみると、モーニング・グローリーは大傑作なのですが。
ですので、前作とは趣が違う!とだけ、ご理解いただいて聴いていただければ、よいのではないかと思います。
「stand by me」や「all around the world」等、傑作揃いです。特に後者は、長い曲でリフレインがあるのですが、力強く、ちっとも飽きません。見事です。
超、お奨めです。