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ロイヤル・アルバート・ホール

ロイヤル・アルバート・ホール

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ボブ・ディラン
参考価格:¥ 3,780
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発売日:1998-11-06
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評価平均:5.0点 (レビュー数7件)
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「ロイヤル・アルバート・ホール」のレビュー

 ラヴ&ピースfromモバ 2008-11-01 
ジャンジャンジャカジャカ〜
ギターとハープと声だけでなんとみずみずしく荘厳な音空間を作り出すのか
66年
ブートレッグシリーズvol4
ロイヤルアルバートホール1966
前半はアクースティックセット
神が憑依したようなカッチョイイ ヤングディラン
本当にカッチョイ
人々は魅了され彼の全ての謎を解明しようとする
世界初の海賊盤はディランのGWW
そして伝説のロイヤルアルバート〜ブリンギング〜ブロンドオンブロンドまでの楽曲が並ぶ
1 シービロングストゥミー
2 フォースタイムアラウンド
3 ジョアンナのヴィジョン
4 イッツオールオーバーナウ
5 廃虚の街
6 女の如く
7 ミスタータンバリンマン
ひらひらと滑り落ちるように空間に放たれる甘酸っぱいサウンドはいつ聴いてもうっとりさせなれる
会場にいた聴衆もさぞディランと至福の瞬間を共有した事であろう(実際はマンチェスター音源で海賊盤時代からロイヤル〜とされた敬意を表してのタイトル,当時モッズであったピーターバラカン氏はこの会場にいて後にそんなに険悪な雰囲気では無かったと公言している)
良質な3と5はテープを繋ぎあわせる箇所が逆に良い
優しい6はお気に入り
ディランの即興のハーモニカは特別なものでどんな爆音より破壊力がある
7 は俺的ミスタータンバリンマンベストバージョン
トゥッと言う唾を吐くようなブレイクとユ〜と言う猫なで声が堪らなくパンクだ(ピストルズの巻き舌に匹敵する)
このギターとハープの一人インプロゼッションが堪らん
そして二枚目は怒涛のエレクトリックセット
相変わらずチューニングからカッチョイイ
1 テルミーママ
このアルバムでしか聴けないディランズロック
バックはホークス(ご存知ザバンド)鉄壁のバンドサウンド
2 アイドントビリーブユー
基本まだフォークをロックサウンドにのせ叫ぶディラン
3 連れてってよ
過熱するブーイング
演奏が一時中断する
緊迫の後演奏を持ち直す
喧嘩腰ディラン(それでも喝采の拍手?)
4 親指トムのブルースのように
5 ヒョウ皮のひちなし帽
またも演奏を妨げる聴衆
ながら余計にヒートアップし笑える(笑)ハードブルースをかます
演奏を遮る聴衆にデタラメな朗読をするディラン
聞き取ろうと静かになる聴衆
…だから強く手を叩かなければよかったのに(笑)
6 いつもの朝に
大好きな一曲
ローリングサンダーレビューverと甲乙つけがたい(01横浜公演で聴けた時は嬉しかった)
7 やせっぽちのバラッド
ガースハドスンのピコピコキーボードが舞う
そして一連のユダ事件
軋轢と言うコミュニケーションを楽しんでいるともとれる
8 ライクアローリングストーン
宙に投げかける水銀サウンド
死ぬ前まで聴いて頂きたい錆びない瞬間
 ロック史上の劇的瞬間を鮮やかに捉えた超名盤。 2007-08-05 
DISC1がディラン1人のアコースティック・ライヴでDISC2がザ・ホークス(後のザ・バンド)を従えたエレクトリック・ロック・ライヴ。性格の違う演奏で2部構成とするツァーを敢行すること自体からして、フォークからロックへの転向を図るディランの置かれたスリリングなポジションを象徴する、まさにロック史上屈指の重要アルバムが本作。DISC1に関しては、私は下のすずぱぱさんと似た感想を持ち、ディランのアコースティック・ライヴのCDの中でベストだと思う。もう風に吹かれてや時代は変るは演奏せず、ロックのスピリットを持っての演奏だが、アコースティック・ギター、ハーモニカそして歌のみで聴衆のハートをこれほど揺さぶるディランの演奏だけで構成されるCDは他にない。DISC1の各曲は、スタジオ録音盤と遜色がなく、曲によっては(例えばミスター・タンブリン・マン)は本作のものがベスト・ヴァージョンではなかろうか。

DISC2はうって変わって怒涛のエレクトリック・ロックに圧倒される。最後の曲の前にロック史の伝説となった余りにも有名な聴衆の野次とディランのやりとりがあり、吹っ切れたように感動のライク・ア・ローリング・ストーンに突入する。この演奏はDVDノー・ディレクション・ホームで映像でもおなじみの物となったが、当時のロックに突き進むディランの歴史的演奏を良好な音質でCD丸々1枚追体験できるのは嬉しい限り。もうディランのロックに打たれるしかないだろう。

最後に、ディランの場合はUKツァーが、ビートルズの場合はUSツァーが、それぞれエポック・メイキングな舞台になったとは、神様も粋な計らいをするものである。
 このアコースティックパフォーマンスはすごくないですか! 2005-12-02 
こ、ここれは!.......... アコースティックのがいいではないか! そりゃ当時ロックでやりたかった意義もわかるし、disk2のディランもかっこいい。ウラギリモノ(ゆだ!)と叫ぶ気持ちはさらさら無いのだが、よ〜く聴いてみ、disk1のディランは別にフォークでもなんでもない。素晴らしく存在感のあるギターとハーモニカと、美しく陰影の濃い心揺さぶる歌唱。これのみがぐいぐい迫ってくるではないか。
曲もいい。もともとアコースティックのタンブリンマンやデソレイションロウ、オールオーバーナウはもとよりいずれも当時ロックアレンで発表されたシービロングストゥミーや女のごとく、ジョアンナのビジョン、フォースタイムアラウンドはメロディの美しさがより際だっており、歌とギターでこれほどぐっとくるソロパフォーマンスはスガシカオ、いやいやジョアンジルベルトに匹敵、またはしのぐ、と言ってもいい。じょあん好きのワタクシが言うのだから信じてほしい。もはやフォークだロックだ言うまえに、「は〜、ディ〜ラギしゃま!あたいのためだけにうたってくださいまっせ〜」とにわかにクロミ化してしまうのである。正直、外で聴いてなかったら涙数行下るところでした!
それからすると後半のロックは五月蠅いと言ってしまっても、いい。ただ「You're a liar」と地面を這うような声で客をののしった後、「Like a Rollin' Stone」をEGで弾き始めるディランはやはりしっびれる〜のだが。
 最強。 2005-10-09 
いやあ、素晴らしい。というか、凄ェ。
DISC1は、それまでのディランのイメージそのままの、アコースティック・ソロ。信頼第一。観客も安心。
ところが。
突如としてフォークの神様が牙を剥くDISC2。
アコースティック・ギターをエレキに持ち替え、観客の興奮と困惑と野次の中、ロック史に残るライヴ・パフォーマンスが展開されます。
何でも、ディランが「ロック」をやり始めた記念すべき瞬間との事(受け売り)。
バンドも気合い漲る演奏。若手のハードコア・バンドとかヘヴィ・ロック・バンドとかが裸足で逃げ出すド迫力。
ディランはロック史上最強のヴォーカリストだった!
全てのロックファンに。
 ディランが歴史に存在している意味を、あえて買うなら日本盤 2003-07-05 
CD1のアコースティック・セットが最後の7以外は熱演には程遠いのとは対照的に、CD2のエレクトリック・セットは、たえず新しいアレンジを模索していくディランらしさはあまり発揮されてはいないものの、でも大音量が爽快です。

とはいえ、一番貴重なのは、CD2-7の終わり、8の開始前に、ディランのアコースティック・フォーク/プロテスト・ソングからエレクトリック・ロック/ラヴ・ソングへの転向に好意的でない多くの観客のひとりが「裏切り者のユダ!」というやじを飛ばしたのに対して、ディラン「おまえの言っていることは信じない(つまりCD2-2のタイトルで切り返す)、おまえは嘘つきだ」、ロバートソン「でかい音でいくぞ」と応える場面です。同じくフォーク‐ロック革命の渦中にありながら、ビートルズのほうは、早々にライヴ活動を停止し、ライヴで再現不可能なスタジオ・レコーディングの実験に専念していました。だから、この場面は、時には観客と一触即発の状態にありながらもライヴで実験を行い続けるライヴ・パフォーマー、ボブ・ディランだからこそありえた“スタジオ外での乱闘”として注目されるのです。このあと、観客をねじ伏せる力一杯の演奏、達成感に満ちた「サンキュー」のひとこと、観客の拍手、そして最後の不気味な静けさは、観客が“優しく”、せいぜい無言で退席するぐらいの不快感しか表明しない日本のライヴではありえません。

日本盤ライナー・ノーツは、このライヴにいたるまでの経緯を説明するライナー・ノーツを翻訳しているだけではなく、ギターの調整にもたつくディランにつけこんで再三拍手で騒ぐ観客に対して、ディランは、CD2-5のあと、ごちゃごちゃ意味不明のことをつぶやき、ディランのつぶやきを聴きたくなった観客が静かになると、「だから、そんなに拍手で騒がなくてもいいのに」とやり返したところまで、MCを丁寧に活字におこしています。

「ロイヤル・アルバート・ホール」の商品紹介