オリビアの代表曲を網羅した、まさにベスト・アルバム。多くの日本のファンにとってオリビアのお目見えは「Have You Never Been Mellow」だろう。本来は友達への励ましの歌なのだが、これをオリビアのイメージに合わせ、「そよ風の誘惑」と題して発表したレコード会社は偉い。
ほぼ同時に「I Honestly Love You」がリリースされ、曲の素晴らしさと共に、ジャケットのオリビアに見惚れたものだ。日本で大ヒットした軽快な「Jolene」(実はカバー曲)も入っている。ディスコ・ブーム時代の「Xanadeux」や大人としての姿を魅せる超セクシーな「Physical」も収録されている。カバー曲と言えば、J.デンバー「Country Road」、G.ハリソン「What Is Life ?」もオリビアらしいアレンジで聴かせる。カバー曲では「Greensleeves」やビートルズ「The Long And Winding Road」も、シットリとした味で秀逸なのだが、ベスト盤と言う事で制約があるのは致し方あるまい。