「ドラマCD「塩沢兼人 MEMORIAL 間の楔」」のレビュー ![]()
イアソンの変遷を感じます。
(2009-07-13)
「間の楔」として最初に作られた作品のようですが、OVAを完成形とするならこちらはまだ第一段階と言うべきでしょうか?
原作に忠実でとても解りやすい展開なのですが、リキとイアソン以外はOVAとは違う声優さんで男っぽい雰囲気になっていて、ラストも涙を誘う感じではなく淡々と‥。(えっ、もう終わり?みたいな。)
そして、塩沢さんのメモリアルCDに相応しく、OVAと比べるとイアソンがまだ人間臭くあまり冷酷な感じではありません。
OVAに慣れていた私は「あら、イアソンがリキにやけに振り回されてるぞぉ〜!」と笑ってしまいました。
(塩沢さん、ごめんなさい。)
聞き比べると変遷を感じます。
きっと塩沢さんも試行錯誤を繰り返して、『上品なのにセクシーで、冷酷なのに一途なイアソン像』を作り上げたのでしょう。
彼の演技は、本当に神業で原作のイアソンそのものです!
おまけとして収録されている『パーソナリティ:塩沢兼人vsゲスト:イアソン・ミンク』の一人二役のやりとりが笑えました♪
さすが、役者!
美人薄命のごとく、才能ある人も薄命なのですね‥。
もっと『あなたの美声』に酔いしれたかったです‥。
塩沢さん。
(2008-11-23)
関さんファンとして購入しましたが、塩沢さんの演技はすごい。これが天賦の才能ってものだと感心しました。朗読は本当にすごい。涙でました。
勿論、関さんもいいです!かわいいです。
後世に伝えたい!家宝!
イアソンの激しい思い
(2008-11-13)
タイトル通り、OVA以上にイアソンのリキに対する激しい思いが手に取るように分かりました。リキの全てを手に入れたい!どんな手を使ってでも!そんな思いに胸が締め付けられ、息が詰まるようでした。
主とペットという歪んだ形であっても、それでも精一杯、不器用ながらに愛そうとするイアソンがたまらなくいとおしく、それ以上に本当に切ないです。
塩沢さんの声がなければここまでイアソンに夢中になれなかったと思います。
魂の声に圧巻…
(2007-12-13)
塩沢兼人という役者の声を、印象的・魅力的だと感じる方には、勿論是非とも手に取って戴きたいですし、
古い作品なんて…BLはちょっと…と敬遠している方にこそ、じっくり聴いて戴きたいです。
誰かを想うという事の、痛さ、もどかしさ、愛惜しさ…その熱い魂が、直接聴く側の心に不器用にぶつかってくるような、イアソンの苦悩のモノローグは圧巻です…!
正直私は原作未読ですし、何処かにBLに対する引け目があるのも事実ですが、このCDを買って良かったと思います。
お亡くなりになった当初は、やがて皆の記憶から彼の声が薄れ消えてしまう事が、怖くて悲しくて仕方なかったのですが、
こうして知らなかった秀作との出逢いを通して、いつでも鮮やかに蘇れるのが役者という宝なのです。
この出逢いを逃すのは勿体ない。
塩沢さんの朗読や、素に近いお声を聴きたい方も満足出来る筈ですよ。
永遠のイアソン・・塩沢さんを惜しむ。
(2007-04-28)
新聞の死亡欄に、塩沢さんの名を見た時のショックは今でも忘れられない。
「間の楔」の音のドラマは、最初はカセットテープだったんですよね?
今でこそBLのドラマCDはちまたにあふれているけれど、その頃は希少なものだったのだと思う。
「間の楔」との出会いは、すでにアニメになっていたOVAからだったので、
OVAとは違う配役で作られていた(塩沢さんと関さんは同じ)
一番最初のドラマが聴きたかった。
その願いが塩沢さんの死・・・追悼という形で叶ってしまったのは、あまりに哀しい。
塩沢さん以外に「イアソン」を演じられる「声」は無い。
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