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Barking [デラックス・エディション (CD+DVD) / ボーナストラック・日本語解説付き国内盤] (PCDT-21/22)

  • アンダーワールド
  • P-VINE / Traffic
  • グループ:Music
  • ランキング:31
  • 価格:¥ 2,725
  • ポイント:27 pt
  • 発売日:2010-09-02
  • 在庫あり。
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曲目リスト

1.Bird 1 (co-produced by Dubfire)

2.Always Loved A Film (co-produced by Mark Knight & D. Ramirez)

3.Scribble (co-produced by High Contrast)

4.Hamburg Hotel (co-produced by Appleblim & Al Tourettes)

5.Grace (co-produced by Dubfire)

6.Between Stars (co-produced by Mark K & D. Ramirez)

7.Diamond Jigsaw (co-produced by Paul van Dyk)

8.Moon In Water (co-produced by High Contrast)

9.Louisiana

10.未定 (日本盤ボーナストラック)

「Barking [デラックス・エディション (CD+DVD) / ボーナストラック・日本語解説付き国内盤] (PCDT-21/22)」のレビュー

ポップなテクノ  (2010-09-07)
9曲目のみバラードだが、1〜8曲目までアッパーな曲が揃っているので、前作のような失望を味わうことはないはず。ボーカルが全面に出ている曲が多く、しかもどれもメロディアス。特に2曲目のサビの盛り上がりなど、純粋にポップスとしていい曲となっている。 逆に、意図的なのかもしれないが、かつてのボーンスリッピーなどのようなミニマルでトランシーなアプローチは無くなっている。 ボーカルの声質もあり、80年代初頭のエレクトロポップ(ディペッシュモード、ニューオーダー、ブロンスキビートなど)を思わせる曲が多い。ただ、80年代にはチープなシンセで奏でられていたものが、現代ではアンダーワールドによる緻密な音色とエフェクトで重厚なダンスミュージックとなっている。現代のテクノも、元は70年代末からのクラフトワークやイギリスのエレクトロポップが元祖だから、アンダーワールドの今作は、或る意味原点回帰なのかも。

音と映像が織りなす世界  (2010-09-05)
アンダーワールドの音楽が好きなのは勿論だが、ライブのVJやtomatoのアートワークも好きなので特にDVDを楽しみにしていた。アルバム発売にあわせて開催されたカール・ハイド展(会場音楽はリック・スミスが担当)で、アイデアが湧き出たインセプションの瞬間から徐々に形になって行く過程を窺い知れるようなノートの切れ端に描いた一連のペンシル画やライブペインティングの様子を見て、この人の頭の中はすごいことになっているんだなと思った。浮かんだアイデアを絵や音楽や言葉やインスタレーションなど姿かたちを変えてシームレスに体現するアーティスト。アンダーワールドの音楽も、ダンスが音楽になり、音楽がリリックになり、リリックが映像になり、映像がダンスになり・・・・とう有機的な無限のループの中に存在している感じがなんとも心地良い。

アンダーワールドの音と映像が織りなす世界が好きな者としては、bird1やAlways Loved A Filmでの生命を感じさせる自然の色や陽の光の使い方や、Hamburg Hotel やGraceの色味の変化や光が線や形と織りなすダンスにヤラれた。これらは音単体でもお気に入りのピース達。

そして音的にはドラムンベースが好きなのでHigh Contrastとコラボの”Scribble”が何よりも嬉しかった。アルバム発売に先駆けて5月にお披露目された曲だが、アンダーワールドがやるとこんなにも爽やかで叙情的なドラムンベースになるのかと新鮮でもあった。

編み物の様な音の構成(計算されてる様な、されていない様な)  (2010-09-04)
エレクトロ系では
先月、ケミカルブラザーズにハマってましたが、
丁度、ちょっと飽きてきた、いいタイミングで
素晴らしい作品が出ました。

ケミカルを音を1音1音きっちり構築したプログレとすれば
アンダーワールドは、いろんな音を、ちょっとずつ
重ねていくサイケデリックな感じです。

出来あがった物は、
前作までのひんやりとして
素材を絞り込んだシルクの様な感触は薄まり
規則性がありながら、ナチュラルな肌触りで
カラフルな編み物の様です。

DVDにPVがボートラ以外全部入って超お得です。
映像もサイケで、POPアート風で素晴らしい出来。
造りはあっさりですが、画質も充分綺麗です。

立て続けに楽曲、PV共に完璧な作品が続くと、後が大変です(笑)

でも今のご時世、安く配信で音楽が買えるので、
これぐらいアルバム単位での完成度(しかも映像つき)を意識してもらわないと
”1,2曲だけ良かった”ではCD買わないですよね。

barkingという含みのないタイトルも今までとは趣がちがいますし
某音楽番組でタイトルの意味を突っ込まれた時の
カールさんのハジけっぷりを観ると絶好調かもしれません。
ライブ盤も遠い昔だし、
トマトでPS2ソフトなんかも遠い昔なので
調子に乗ってブルーレイなんかを
インタラクティブ要素バッチリで企画していただきたいです。

懐かしい感じの傑作  (2010-09-04)
今までのアンダーワールドと比べるとかなりポップ寄りそれも80年代のエレポップみたいな感じの曲が多い気がします!初めてアンダーワールドを聴く人はすごく聴きやすいアルバムかと思います!それでもアンダーワールドらしくクラブ盛り上がる曲も満載で自分的にはかなり気にいって車の中でのお供になってます(*⌒▽⌒*)

ボーカルがちゃんと「歌」になっていて、すごく「聴ける」。「感情」や「生身の肉体」を感じさせる作品に仕上がっている。「内省」の要素と「ダンス」の要素のバランスが絶妙。  (2010-09-04)
あまりに前評判が高かったので半信半疑で購入。結果、「これはいいわw」と。

雑誌のレビューとかで「明るくなった」という意見が多かったが、私はそれほど明るくなったとは思わなかった(特に前半)。それよりもむしろ「自然体」や「オーガニック」というおよそ「テクノ/電子音楽」を表現する上では語義矛盾にあたるような印象を受けた。音の作り込みはむしろシンプルな方向でまとめられていて、それ故の「分かりやすさ」「抜けのよさ」を前面に出した作品なのかな、と。

もちろんこれまでのアンダーワールドらしさのいい部分は継承していて、ずばり「音色選びのセンス」こそが他のテクノバンド達とこの人達の音を差別化している最大の要素だと思うのだが、いかにも彼ららしいクリアーでクールな感触の音と、独特の温かみのある音の絶妙なバランスの上に成り立っている音楽だなあ、と。

これまでの彼らの音楽との一番の違いは、「ヴォーカル」の位置づけだと思う。あくまでも「歌」主体で、メロディ自体は過去の作品でも聞かれたアンダーワールド節の延長線上なのだが、歌い方に色気があるというか、歌い手の感情の揺らぎや体温が伝わってくるボーカル。これまでの「お経/念仏」系から大きな一歩を踏み出したというか。

ただ、『Beaucoup Fish』のようなハイパーな、ケミカルなハイを連想させるどこか肩に力が入った強迫的なノリを期待すると肩透かしを喰らうかも。そういう「持って行かれる」音ではなく、ビートに合わせて体を揺すりながらも内省を促すような、自分のイケてる所もダメな部分も両方向き合って受容していくかのような…要は「一つ上のレベル」で鳴っている音ではないか、と。

あと単純に7曲目の"Diamond Jigsaw"がPet Shop Boysの"Did You See Me Coming?"をNew Orderっぽくしたような感じの曲で…この曲のギターがめっちゃB・サムナーっぽいwww。かと思えば8曲目はヒューマン・リーグをV・クラーク(Yazoo/Erasure)がリミックスしたような感じの曲で。「Viva! 80's」みたいな、「温故知新」的な作品でもあるのかなあ、と。

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